脳は使えば使うほど・・・

こんにちは。

今日は、脳の話です。

タイトルに『脳は使えば使うほど・・・』と書きましたが、ご存じな方はご存じと思いますが、脳機能は使えば使うほど増強するそうです。年をとってもですが、若いうちはそれが顕著だそうです。記憶は勿論、思考力というのも上がります。

私は頭が悪いから、などという人がいますが、天才と言われる人だって努力している場合がほとんどです(情熱が半端でないという話もありますが)。頭のいい人は努力して、ますます頭がよくなります。頭がそれほど良くなくても、努力すればよくなるのは当然です。頭いい人が良くなって、そうでもない人が努力してもよくならないわけがありません。

好きなことなら何時間でも、という方もいらっしゃるでしょうが、若いうちは勉強を好きになるのがいいと思います。学校で学ぶことなどをなぜか?と考えるのは重要だと思います。英単語や社会科の人名など丸暗記の必要な科目もありますが、そういった科目では、自分に合った暗記法を試しましょう。自分に最適な暗記法がわかれば、暗記も早くなると思います。

理解のためには、田舎でいい先生もいないという方は、インターネット上の講義とか通信添削もあります。もし、優秀な先生がいれば、仲良くなりましょう。色々質問しやすくなります。

それはさておき、何度も言いますが、脳は使えば使うほどよくなります。つまり、頭は良くなります。たまに天才と呼ばれる人がいます。そういう人は、10代後半、つまり大学受験の頃の勉強がすごいそうです。そのころに暗記だけでなく思考力を鍛える勉強が重要だと思います。論理的思考力を鍛えましょう。自分の可能性を信じろ、とは言いませんが、言いたいです。可能性を試してみるのもいいと思います。

前日より少しでも進歩したい、と私は常に考えます。凡人ですが。今日の記事を読んで少しでも思うところがあれば、進歩のために脳を使いましょう。

生命科学について

こんにちは。

今日は生命科学という学問について思うことを書きたいと思います。大雑把なタイトルですが、言いたいのは生命科学を研究する上で、本質的な理解のためには物理学や化学の知識は必須である、ということです。

なぜそう思うのか、ですが、生物といえども物理学的法則、化学的法則に反する反応はできないからです。この事実、あまり語られることはないのですが。実際に生化学とか生物物理という学問もありますから、理解している方は理解していると思いますが。

この前、進化について思うことを記事に書いたのですが、進化するということはDNAに変異が起こるということでしょうけど、その変異すら化学的、物理的法則に反する反応は起きないというのは事実でしょう。そう考えると、生命に都合の良い進化だけは起きないだろうな、というのは予想できます。

生体においては様々な反応が起こります。そのすべてが、物理的法則や化学的法則に反しては起きないのです。

知識が足りない人は何を言っているかわからないかもしれませんが、生命も微視的な目で見れば原子でできていますから、当たり前と言えば当たり前です。しかし、生命科学者の多くはそのような事実に気づかずに研究しているのではないか、というのが大学4年生から博士課程まで研究した私の感想です。

私は薬学部を卒業しましたが、薬が効く際にも、物理学的法則、化学的法則に反する反応は起きません。ここまで読んだ方はわかっていらっしゃるとは思いますが。しかし、普段は考えない人がほとんどだと思います。

脳の働きも物理学的、化学的に反する反応は起きないはずですが、意識というものは何なのか、というのが私は気になります。いつかは意識とは何か、について解明される日が来るのかもしれません。しかし、意識というものがどうなっているのか、については全く私の脳では見当もつきません。記憶には何の物質が関わっているとか、依存には何の物質が関わっているとか、認知症の人の脳はほかの人の脳とどのような変化が起きているか、ということは分かっているのでしょうが、自我とか意識についてはおそらくまだわかっていません。いつかは、私の生きている間には無理かもしれませんが、誰か解明してほしいところです。

ではまた。

好きこそものの上手なれ

こんにちは。

今日は、タイトルの通り、好きこそものの上手なれ、です。まず、この言葉の文法について。この言葉を誤った解釈をして、好きなら上手にならなければならない、と捉える方が多いそうです。実際は『こそ』に対して『上手なり』の已然形である『上手なれ』です。係り結びですね。他に皆さんが聞いたことのある係り結びの例としては、仰げば尊しの歌詞、『いまこそわかれめ』もそうです。これも誤った解釈をしている人が多いそうです。

それはさておき、昨日、EテレのクラシックTVというのを見ました。ゲストは昨年、国際ショパンコンクールで2位になった、反田恭平さん。12歳くらいと比較的遅くピアノを始めたそうですが、とにかくピアノが好きだったそうです。今も好きでしょうけど。

他に好きこそものの上手なれの例として、野球のイチロー元選手とか、ゴルフの松山英樹氏、将棋の藤井聡太氏などが思いつきました。ここに上げた皆さんはその世界で成功した、あるいはしています。皆さん、それぞれの分野が大好きだと聞いたことがあります。

もちろん、才能とかもありますし、その道を選んだ運のようなものもあるでしょう。だけど、好きって大事だなあ、とつくづく思います。

好きなことばかりやっていてもだめかもしれませんが、大学など行く際は好きな学部に行くのがいいと思います。好きでない学部に行く奴いるのか?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、勉強ができて例えば医学部に入って、人体解剖あって後悔する、という例もあるそうです。特に数学や物理が好きな人に後悔は多いそうです。

もちろん、好きなだけでは生きていけませんが、嫌いなことをして生きていくのは苦痛以外の何物でもないと思います。また、上を目指すには好きであることも重要でしょうから。

後悔しないよう、人生の節目ではしっかり考えましょう。

それではまた。

知識の活用法

おはようございます。

今日は、知識の活用法について私見を述べたいと思います。

これは難しい問題ですし、うまく説明できるか自信ないです。私自身、知識の活用は上手い方だと自負しているし、記憶力もいい方なのですが、うまくいかない場合もあるかもしれません。

まず、知識の身につけ方ですが、やはりこれには理解というものが大事だと思います。物の名前など、丸暗記しなければならないこともあるのは事実ですが。これも手段だと思って覚えましょう。覚えるのが大変という方は、どうすればいいのでしょうか?記憶のしやすさというのは、人によって異なるようで、例えば聞いたことをよく暗記している人、見たことをよく記憶している人、書いたことをよく暗記している人などいます。これはご自身の特性に合わせて自分に合った記憶法というのを見つけ出さねばならない、と思います。人によっては勉強法をこうしなさい、という人もいるでしょう。書いて覚えるな、とか。でも、書いて覚えるのが合っている人もいるのは事実です。見ても口に出しても覚えない人は、書いて覚えるのもいいでしょう。

次に理解するにはどうすればいいのでしょうか?受験生の方でしたら、多くの場合周りに先生がいらっしゃるでしょうからわかるまで教えてもらうというのがいいでしょう。先生が周りにいない場合はインターネットで調べるのもいいでしょう。分からないのを少しでも残して次に進まない方がいいでしょう。後々苦労します。

それでは、本題の知識の活用法についてですが、やはりこれには時間がかかるとは思います。例えば、東京大学の入試問題などで難問と言われるものがありますが、これにどう立ち向かうか。高校時代、私はある会社の通信添削をしていました。その会社のモットーが考えさせる、だったように思います。〇〇をやれば有名大学に入りたくなる、とか言うあれです。その問題は東大より難しい、と言われていまして、制限時間は180分とかあるのですが、所要時間の欄に∞と書いて出した記憶もあります。つまり、知識を活用させるには、じっくりと考える訓練が必要だと思います。難しい数学の問題などでは、様々な方向から考える必要があります。高校時代に考える訓練をしたおかげで知識の活用に役立ったように思いますし、知識が血となり肉となると思います。

大学の研究室などで、研究テーマを考える、となった際には小手先のテクニックは通用しません。やはり、じっくり考える、というのが大事です。この訓練というのは10代後半の頃にやるのがいいようです。貴重な10代後半に覚えるだけ、例えば数学の問題を覚えるというのは後々を考えると良いのだろうか?と思います。

ではまた。

進化の不思議

こんばんは。

私はダーウィンその他の人の書いた進化論に関する本というものを読んだことはないのですが、今日は常日頃、進化について考えることを書きます。

聞いたことがあるのは、もともと構造が単純なRNA生物だったということで、そこから分岐して人間まで進化したわけです。今後も進化していく可能性はあるし、人類が滅亡して新たな人類がこの地球上を闊歩する可能性もあるのかな、などと考えます。

それとは話が変わりますが、人間の身体ってよくできてるな、としばしば思います。未だ十分にその機能が解明されていない脳はもちろん、例えば肝臓や腎臓など。このような臓器は重要な働きをしています。なぜ出来たのかな、と思います。それも一つ一つの臓器に機能が分化し、働いていますから。たとえば、尿意というものがあります。尿を垂れ流さず、一度ため、溜まったら尿意が発生するという機能も不思議だと思います。

そんなの必要だから進化したにきまってるじゃないか!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、なぜか?なぜ進化したのかです。それが気になって色々考えるのですが、結論は出ません。私は熟年ですが、いつか大学で数学か物理を学びなおしたいのですが、生命科学を昔研究していたので、生物にも興味があります。ですが、年齢も年齢なので、あと2回は大学には入れないでしょう。生命科学については今後、出版されている一般向けの本でも読もうかと思います。

もしかすると、進化に理由などないのかもしれません。例えば、キリンにとって長い首は便利でしょう。象にとって長い鼻は便利でしょう。便利だから進化したのなら、意思のようなものが進化にかかわっているのか?疑問です。

だとしたら、人間が道具を使わなかったら例えばもっと足は速くなったり、手も長くなっていたのかな?などと思います。

私が今日書いたことは多分、世界中の人が疑問の思い、もう分かっていることかもしれませんが、読んでくださった方はありがとうございます。

いつか、進化についての本を読んでブログに書こうかと思います。

ではまた。

理解するには基本が大事

こんばんは。

今回は、理解ということについて書こうと思います。

何事も理解が必要だと思います。これは大学や研究機関における研究においてもそうですが、大学入試などの問題を解く場合にも重要だと考えます。このことは多くの人が言っていることでしょうが、改めて書かせていただきます。

例えば大学入試では、小学生で習う足し算やひらがなやその後に習う漢字などは知らないと話にならないという意味では重要ですし、高校で習う微分積分なども重要でしょう。また、大学などでの学問においても積み重ねが重要だと考えます。これは言葉ではわかっていても、実践しない人が多いです。数学、国語、英語などでは特に積み重ねというものは重要でしょうし、例えば高校になってから小学生、中学生の復讐をしようとしてもなかなか困難ではないか、と思います。まれにはビリから有名大学に合格する方もいらっしゃいますが。

私は薬学部の大学院で博士号を取得しましたが、生物学のような研究をやっていました 。論文を読んだり書いたりする際には基本は大事だな、とつくづく思いました。読む際は生物の知識はもちろん物理学や化学の基本を前提として書かれている論文も多かったように思います。もっと学部時代に勉強しておけばよかったと思いました。私は研究室配属のあった4年生からは研究が楽しくて、アパートに帰ってからコピーした論文を読んだり、生化学で使っていた教科書を読んだりしていました。それで何とか研究室内での発表や学会発表などでも恥をかかずにすみました。また、研究テーマも自分で考えていましたので、それにも役立ちました。研究室においてはほかの誰よりも私の研究テーマについては理解していた、と自負しています。やはり理解するには基本は大事です。丁度、土台のない建物がぐらつくのと同じように。

研究からは脱落した私が言うのもなんですが、良い大学に入りたい方や研究において上を目指したい方は努力してください。お子さんがいらっしゃる方も努力は必要だと伝えてください。何を努力すればいいかわからないという方は基本が大事だと教えてください。基本がわかればおのずと理解はできると思います。

ではまた。

 

研究室の選び方

おはようございます。

このブログは色々な人に見てほしいと考えて書いていますが、その中にはこれから大学へ入学して、研究していきたいと思う方もあると思います。私自身は研究室選びで少し失敗した、と思いますので皆さんにはそのような失敗をしてほしくないのであるノーベル賞受賞者の意見を紹介します。うろ覚えのところもありますし、一言一句覚えているわけではありません。

そのノーベル賞受賞者とは抗体遺伝子の多様性のメカニズムの解明でノーベル生理学医学賞を受賞された利根川進先生の話です。

私が学生の時、ノーベル賞受賞者の座談会のようなものがテレビ放送であったのですが、その時、ノーベル賞受賞者達に一人の高校生が質問しました。

「好きな研究はできるが、研究費の少ない研究室と好きな研究はできないが、研究費はたくさんある研究室とどちらを選ぶべきですか?」と。

利根川進先生「私は好きな研究はできなくても、研究費はたくさんある研究室に行くべきだと思います。私自身、そういった研究室を転々としましたし、そういった研究室で、独創性のようなものが得られたと思います。また、そういった研究室にしがらみがあっていけないということは、本当に研究がしたいのではないのだと思います。」と。

その番組を見たのは私は博士課程の時でしたが、ショックを受けたのを覚えています。私のいた研究室は間違いなく前者すなわち、好きな研究はできるが、研究費の少ない研究室でした。色々考えた挙句、出身大学の研究室に進学しました。また、前に別の記事に書いたように、博士取得後、留学の話がありましたが親の反対で行きませんでした。結局、研究が本当にはしたくなかったのかな、と思いますが知的好奇心は強かったとは思いますが。利根川先生の言うことが絶対であるとは思わないので、一つの意見として受け止めておいてください。そういう意見もあります。

利根川先生は、修士課程から海外留学された型であるということを追記しておきます。

まあ、色々な選択肢の中からしがらみを含めてベストな選択をするべきかな、というのが私の意見です。

それではまた。