好きこそものの上手なれ

こんにちは。

今日は、タイトルの通り、好きこそものの上手なれ、です。まず、この言葉の文法について。この言葉を誤った解釈をして、好きなら上手にならなければならない、と捉える方が多いそうです。実際は『こそ』に対して『上手なり』の已然形である『上手なれ』です。係り結びですね。他に皆さんが聞いたことのある係り結びの例としては、仰げば尊しの歌詞、『いまこそわかれめ』もそうです。これも誤った解釈をしている人が多いそうです。

それはさておき、昨日、EテレのクラシックTVというのを見ました。ゲストは昨年、国際ショパンコンクールで2位になった、反田恭平さん。12歳くらいと比較的遅くピアノを始めたそうですが、とにかくピアノが好きだったそうです。今も好きでしょうけど。

他に好きこそものの上手なれの例として、野球のイチロー元選手とか、ゴルフの松山英樹氏、将棋の藤井聡太氏などが思いつきました。ここに上げた皆さんはその世界で成功した、あるいはしています。皆さん、それぞれの分野が大好きだと聞いたことがあります。

もちろん、才能とかもありますし、その道を選んだ運のようなものもあるでしょう。だけど、好きって大事だなあ、とつくづく思います。

好きなことばかりやっていてもだめかもしれませんが、大学など行く際は好きな学部に行くのがいいと思います。好きでない学部に行く奴いるのか?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、勉強ができて例えば医学部に入って、人体解剖あって後悔する、という例もあるそうです。特に数学や物理が好きな人に後悔は多いそうです。

もちろん、好きなだけでは生きていけませんが、嫌いなことをして生きていくのは苦痛以外の何物でもないと思います。また、上を目指すには好きであることも重要でしょうから。

後悔しないよう、人生の節目ではしっかり考えましょう。

それではまた。