責任もって教えるためには

こんにちは。

今日は、人に責任もって教えるために必要なことについて書こうと思います。

人に責任もって教えたことのある方は、分かってらっしゃると思いますが、教えることの数倍は知らないといけないと思います。私も学生時代、教えるアルバイトをしていましたし、博士課程になると後輩に色々教えなければならない。ということで、アルバイトの時には、その科目を詳しく、研究室では、自分の研究テーマだけでなく、後輩の研究テーマについても詳しく勉強したものです。

なぜ、数倍は知らないといけないか、と考えるかですが、やはり生徒も後輩も質問をしてきます。それに答えるためには、数倍の事は知らないといけないでしょう。また、私自身は、後輩などと研究の話をしていて、間違いを指摘するのが好きだったというのもあります。そのために色々勉強していました。間違いを指摘するのが楽しみだった、とそれだけ読むと、なんと性格の悪い、と思うかもしれません。しかし、人の研究のあら捜しをし、軌道修正するという結果につながったので、それがモチベーションとなりました。そのために常に論文読んだり、思索にふけっていたような気がします。

次に例えば、友達同士で教えるという場合はどうでしょう。それには責任は伴いませんし、全く分かってない人は質問もしてこないでしょう。私も高校時代などに同級生から数学など質問されましたが、解き方の場合がほとんどです。この定理はどうしてか、とか教科書に載っていそうなことは聞かれなかったですし、私自身おそらく聞かれても答えられなかったでしょう。

博士課程に行って、いろいろ経験し、この考えに至ったと思います。まれに何を聞いても知らない教師もいるかもしれませんが、大概の教師は勉強してると思います。最近は教師の不祥事などもありますが・・・

勉強が苦手でも教師や資格職に就きたい人はいると思います。苦手でも、勉強はした方がいいと思います。前にも書きましたが、教員免許含めて色々な資格を取った時がスタートです。そこから勉強しなくてはならないことが出てきます。勉強頑張ってください。